大正区ってどんな街?暮らしやすさのポイントを紹介します

大阪市内で、落ち着いた暮らしと便利さを両立できる街
大阪市大正区は、市内中心部へのアクセスが良好でありながら、昔ながらの下町風情や穏やかな生活環境が今も残るエリアです。
派手さはありませんが、その分暮らしに密着した“ちょうどよさ”があり、住まいを選ぶ際の選択肢として着実に支持を集めています。
近年では、若いご家族からご年配の方まで、幅広い層が移住してきており、地域内の再整備や新築物件の増加といった動きも見られます。
今回は、大正区の暮らしやすさを、アクセス・生活環境・自然・物件価格などの切り口からご紹介していきます。
都心へのアクセスがスムーズ。だけど騒がしくない
大正区の交通の中心は、JR大阪環状線の「大正駅」。
ここから「大阪駅」や「京橋駅」「天王寺駅」などの主要エリアへ乗り換えなしでアクセス可能です。
また、大阪メトロ長堀鶴見緑地線の「大正駅」は長堀鶴見緑地線の始発駅でもあり、ミナミの中心エリア「心斎橋駅」などにダイレクトアクセスができます。
さらに、徒歩圏にある「ドーム前駅」(阪神なんば線)を利用すれば、奈良方面や尼崎方面への移動も快適。
大正区の特徴の一つに「バスの本数がめちゃくちゃ多い!」ということが挙げられます。
大正駅を出るとたくさんのバスのりばがあることに驚きます。
これらのバスは大正区内はもちろん、ミナミの繁華街「なんば駅」や「ドーム前」「野田阪神」など様々なところへのアクセスが可能です。
大正区内の他のバス停からはキタのメインステーション「大阪駅」や天王寺エリアの「あべの橋」、そのほか「弁天町」「天保山」などのベイエリアなどへ直結しているバスが運行しています。
乗り換えなしで「210円」で行くことが可能なのも魅力の一つです。
また通勤時間帯には「急行」もあり、大正駅方面へ1時間に20本以上も発着するバス停もあるほどです。

このように、都心部への通勤・通学に便利な位置にありながら、駅周辺を離れると静かな住宅街が広がっており、騒がしすぎず落ち着いた暮らしが叶うのが大正区の魅力です。
昔ながらの下町と新しい街並みが共存する生活環境
大正区の代表的な商業エリアには、「泉尾商店街」があり、地元の人に愛されている個人商店や八百屋、惣菜店などが並んでいます。
こうした昔ながらの風景は、どこか懐かしく温かさがあり、地域の人とのつながりを感じながら生活したいという方には特におすすめです。
大正区の千島エリアには「千島ガーデンモール」があり、食品スーパー・100円ショップ・ドラッグストア・ホームセンター・飲食店など、日常のお買い物やお食事には充分な店舗が揃っています。
さらに大正駅から徒歩圏内に大型商業施設「イオンモール大阪ドームシティ」があり、休日のお出かけやショッピングにも困ることはありません。
最近では川沿いにお洒落な飲食店が並ぶ「TUGBOAT TAISHO(タグボート大正)」が新スポットとして誕生し、古さと新しさがバランスよく融合したエリアと言えるでしょう。


自然を身近に感じられる環境で、子育てもしやすい
大正区は運河に囲まれた島状の地形をしており、水辺の風景が日常に溶け込んでいます。
川沿いの遊歩道では、散歩やジョギングを楽しむ人の姿も多く、心地よい風が抜ける静かな空気感があります。
区内には「千島公園」や「泉尾公園」などの広い公園が複数あり、子どもを連れて遊びに行ける場所にも困りません。
また、保育園・幼稚園・小中学校も充実しており、子育て環境としても安定した設備と治安が整っています。
家賃・物件価格は大阪市内でも割安なエリア
物件価格の面でも、大正区は魅力的な選択肢です。
大阪市内の中でも、隣接する西区や浪速区、港区と比べて家賃や購入価格が抑えられており、同じ予算でも広い物件を選びやすい傾向にあります。
とくにファミリータイプの中古マンションや戸建ては、市内中心部と比べて1〜2割以上安くなるケースもあり、予算を抑えながらもゆったりとした住まいを手に入れたい方にはぴったりです。